ネット言説のすべての語尾に「なんちゃって」が付いている、というのがその通りだなあと思った。というか、いわゆるネットウヨというやつで、ああこれは本気で書いてるな、と思える人が滅多にいない。イラクの人質が帰国したときに「自己責任」とか書いたプラカードを掲げていた人たちはどうなんだろう。あれ自体もプラクティカル・ナンチャッテに過ぎないような。いや、周囲のナンチャッテ・オフサイドトラップに引っ掛かって本気の行動に出たウブな人たちなのかもしれないけれど。いずれにせよ、なんか別にぃー、てな感じしかしなかったのは確か。・・・一方で数日前の妄言政治家さんはどうなんだろう。ネット言説ではない分、その本気度は信用に値するんだろうか。でもこの人とて、そう発言すれば票になるという打算が動機の多くを占める以上、多少意味合いに差こそあれやはり「なんちゃって」なわけで。こんな状態、他の国でも普通にあるんだろうか。あるんだろうなあ。まあ、そういう政治家に、その発言故に票を入れちゃうという人は本気なんだろう。そして日本人の「本気」はそこにしか見られない、とか。・・・。

  • はてな内で引用をすると自動的にトラックバックが飛ぶことを忘れていた。自分のはまったくの無内容な与太話なのに申し訳ないです。とりあえず大久保選手にはマジョルカを救ってやってほしいです。