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- オリンピックはこんな東京になど来ないと思うので、これはこういう話だけでひとまず終わってくれるものと思う。
- 村上春樹が今の人間関係観(人はみんな病気であり、お互いを治し合うのが人間関係)を固めるきっかけになった河合隼雄との対談小冊子を、勉強の切れ切れに頭休めで読む。情報やモノの大量処理が求められるようになって、個人主義が個人の魂を一番深く傷つけるという皮肉を生んでしまっている、というのはその通りだと改めて思う。自分が今さら学校なんかに通うのも、ひとつには、いわば市民社会の建前が要求する“ただの人”である市民サマに少しでも近づけるかと思ってのことだけれども、見通しはまず絶望的。どうやればダメ人間のままで生きていけるかをもっとよく考えようと思っている。
- 冥王星は惑星じゃなきゃヤダ、という米国の科学者の意見。いろいろ理由が添えてある、その理由書きが醸し出す雰囲気がやっぱりアメリカン。誰も彼もみんな弁護士くさい、ははは。