• 知的財産法の権威である先生の最終講義を聴いた。著作権法を中心に消費者保護の流れの必要性が言われている、その思いを先生も共有していたようだ。その上での“未来の知的財産法は自分にとりまったく理解不能なものになるかもしれないが、しかし”というひと言が、この分野に関わる者のとるべきスタンスを簡潔に表していたようにも思う。それにしても、この先生は自分があらかじめ知っていたよりはるかに偉大な人だったようだ。この先生ばかりは体のことがあり「今後もがんばってください」と安直に言えないのだが、しかし何とか、などと残酷なことを考える。
  • 刑法は、本年度の、最終講義。授業アンケートに、授業内容に不満は全然ないからとにかく1日に3コマも詰めて講義するな、体を大事にしろ、と書いた。ほんとたのみます。