グランドプリンスホテル新高輪に呆れ果てる。法の判断を踏みにじり『お客様』を盾にすれば通るとの企業論理。恐るべき無責任。」…と、あの新聞の『素粒子』欄に書いてある。この件、結論としてはホテルを支持できないとしても、考えなければならない重大事情はいくつもあって、それを飲み込んだ上での苦渋の不支持、といった形になるはずのものと思う。でもこのコラムにはそういうあるべき悩みが全然現れていない。…ていうか、この欄がひどいのは今日に限ったことではなく。前任者はここまでひどくなかったと思うんだが。