• 近所では漫画喫茶にも古本屋にもなかったので、心ならずも『おせん』の1巻だけ新刊で買う。パラ読みしたところでは、いわゆる本物志向を説くマンガ。作者が「本物」という言葉に対して抱くイメージがちょっと硬直的なような気もするが、自分とて何が「本物」であるかやその価値の何たるやについて何か知っているわけでもなし。
  • しかし本当はマンガを読んでいる場合ではない。国際法難しい。国内法よりええかげんなイメージがあるが、活字になって読める部分がそう見えるだけで、そうであるだけに(ということか)、国際裁判所の判事など現場の人はえらく思考が緻密で、判決文は地雷だらけ。ほーら見たことか、という先生の顔が思い浮かぶ。