http://www.asahi.com/politics/update/0828/001.html
法律などの文言はどの程度の明確さで書かれているべきか、という疑問に、最高裁の立場から一応答えている判例がある。
http://www.ritsumei.ac.jp/~ja025020/h2.html
「通常の判断能力を有する一般人の理解において具体的場合に当該行為がその適用をうけるものかどうかの判断を可能ならしめるような基準が読み取れるかによって決定される」だそうだ。「ならしめるような基準」という訳の分からない文言に、法規を作る役人(建前上、立法者は国会だけど)に対する配慮、というかエクスキューズの種があるようだ。
上のニュースで「条文ミス」と呼ばれているものは、文言の曖昧さ、分かり難さとはまた別のものだとは思うが、さして次元がちがうものとも思わない。