日曜、月曜と論文式試験を受け、きのうはTOEFLを受け、そのあと鈴木宗男トークを聞いて、夏の陣第一波は一応越えた。論文の方はまあ、自分のいつもの力を普通に発揮すればちゃんと落ちる試験なので、特に期待もしない代わりに不安感もない。TOEFLは187-243と出た。作文コミの最終値は230といったところか。予習なしのスコアにしては悪くないと思うし、伸びしろもあるように感じたので、これから2ヶ月はリスニングと単語力を増強して、まともなスコアに持って行きたい。
鈴木宗男宮崎学とのトーク。詳細は書かないことにしておく。彼は、宮崎学の突っ込み次第ではもっと難しい話をいくらでもする準備がありげだった。偏差値云々ではない頭の良さと努力の量、それにエネルギーを感じる。
法律のオベンキョをしている者として、彼に対しては、「全国民の代表であるべき国会議員が選挙区の利益のためにあそこまで圧迫的な政治活動をするのはどうなのか」という疑問をいまだに持ってはいるが、それは例によって、マスコミの作ったイメージに踊らされた結果なのかもしれない。国の施策は1個の土俵上で重要度順にリストアップされ、これに沿って実行されるのがタテマエなんだろうし、このリストを作るのが国会の役目なんだろう。けれど実際にはそんなリストをきちんと作れはしないと思うし、客観的な重要度の代わりに地元選出代議士の熱意順のリストで間に合わせるのも仕方がない、というか、それが民主主義ってものなのかもしれない。少なくとも、上記タテマエを鈴木宗男に説いたとして、例の剣幕で「そんなことをおっしゃられましてもですね、あなたできますか? どうですか? どうですか? どうですか?」と言い返されたら、自分には更に返す言葉はない。いずれにせよ、自分が彼の問題点として感じることは、マスコミが鈴木宗男の悪として連日報じていたことや、いま裁判で争われていることとはほとんど何も関係がない。
宗男新党も準備万端で(政党を作っておくことは、自身の有罪が確定して公民権を奪われたときのことを考えても大事なこと)、解散は一日も早くやってほしいという鈴木氏、今となっては自分も彼の当選を祈りたい気持ちになっている。