きょうで補講まで終わり。トリを務めたこの先生は説得力ということを他の先生よりひときわ強調する先生だった。しかし自分の場合はその説得力というやつに苦労しそうだ。何しろ、この先生が褒める昔の最高裁判事の意見を読んでも、説得力を感じたことがほとんどない。つまり、前進しようにもどっちが前か分からない、というわけだ。「素人のカンではなく専門家の経験に基づく相場観」ということも言う先生だったが、要はその辺の違いだろう。だろうとは思うが説得力を感じないことがままあった。この先生の場合は。