尻に火のついた仕事を辛うじて片付けてから、夏学期で俺的一番の科目の先生を囲む飲み会に出て、終電で帰り寝て起きて、いま巨大な糞をひり出す。先生の授業は、複数の概念を互いに関係づけるその手際が手品のように鮮やかだった。来年の上級コースも何とかこの先生のクラスを引き当てたいものだ。他の人もみんなそう言っていた。・・・しかし自分の級友にはやはり、大学教員の子女など文化的なアドバンテージがありそうな家庭の出身者が多いらしい。やはりそうか、という気持ちはあるが、まあ何とか彼ら彼女らに伍していけるような勉強を心がけるしかない。無理か。ははは。