国境の南、太陽の西』は駄作だという声をわりと聞くけれど、昨日読んでみても個人的にはそう感じない。今朝も読後感を引きずってしまい、ほうぼうの感想を読む。島本さんの子とラストの情景で海に(砂漠の地上にではなく)降る雨との関係や、「再会」した島本さんの足がもう悪くないことの意味について考察したものを読んでみたかったが、一見したところでは見当たらなかった。イエローページにも。まあ本を読み慣れた人にとって、これらはあえて書き留めるほどの事柄でもないのかもしれない。さてきょうも憲法