外国籍の人は管理職の公務員になれないとした例の最高裁判決の話について、ここでは何も書いていなかったので一応メモ。「外国人が公権力を行使する公務員になれないのは当然」という理屈は確かに教科書でも普通に取り上げられているけれど、いまいちよく理解できないでいる。たとえば「日産自動車の株主でも生え抜き従業員でもない者が社内で権力を行使するCEOになれないのは当然」とか言うだろうか(まあ、ゴーンさん多少は日産株持ってるとは思うけど)。要は適任者で、国民(自治体住民、日産の株主、等々)がその者をチェックする機構が用意されていればそれでいいはずじゃないかと思う。
 
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そういえば、三井環氏への判決は明日。漏れてきたというあの判決文が本物ならば意地でもどこかしら書き替えてくると思うんだけれど、どうなるだろう。しかし実刑判決の判決文を漏らすというのは、その実刑判決がそのまま出てほしいサイドのすることじゃないような。
 
(追記)ていうか、内部告発の体裁をとっていたようだ。K事件というのは甲山事件のことだろう。
http://miyazakimanabu.com/item/308
 
(追記2)で結局1年8月の実刑判決だったようだ。判決自体の当否は別として、まあそんなもんだろう。この世の中はね。