仕事をしないといけない。勉強以外のことをする時間がまったくない以上、勉強の時間を削らないといけないのか。つうか、断るスキを与えないような仕事の回し方をされると実に困る。
 
そういえばこの日は家事調停の授業があった。財産分与の取り分は専業主婦「であっても」2分の1が原則です、という民法のお約束の確認。自分としては、2分の1では足りないだろうという気持ちがある。旦那はそのまま今の仕事をしてりゃあいいのに対して、奥さんはそうはいかないから。もし自分だったら、奥さんが要求したものを全部差し出して自分はぼろアパート暮らし、の嵐寛寿郎方式を選ぶんじゃないかと思う。今の暮らしに戻るというだけのことでもあるし。
あとこの授業では、離婚の手続についてオックスフォードの教授が言ったという立派な警句が紹介された。離婚は欠点や過ちをあげつらう機会ではなくて、未来に向かって歩み出すための通過儀礼でなければならぬ、みたいなもの。お国の王様の都合で成り立った制度でも、かしこい法律家がいて美しく話をまとめてくれましたと。まあでも当人たちにとって必要な離婚はやはり認めるべきだと思う。非クリスチャンとしては。