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国籍法の改正法があさって成立するらしい。偽装認知の防止策が付帯決議されるらしいんだけれど、不正手段による国籍取得が違法なのはまあきっとそうなんだろう、として、その場合の保護法益って何なのか、今でもよく分からない。特に子供の場合などは。犯罪者、非国民、どう指を指されようが、それを理由に国籍を剥奪されたりはしないわけだけれども。あるいは、「最初から悪人あるいはダメな奴と分かっていたら日本人にはしなかったのに」ということか。その場合の「最初」が出生であっても、もし仮にその時点で人となりを見分けられるなら、理屈としては同じことなのか。